美味しいリンゴのスイーツを食べた〜い!
こんにちは。主夫スイーツコンシェルジュのぽーるです。
りんごをふんだんに使うスイーツといえば、タルトタタン。
以前、炊飯器を使って作る「なんちゃってタルトタタン(風ケーキ)」を作ったことがあります。
このレシピは手軽に作れるのが良いんだけど、本物のタルトタタンはりんごの量がもっと多いので物足りなく感じる人もいるかもしれません。
そこで今回はNHK「グレーテルのかまど」のレシピをもとに、ガチのタルトタタンに挑戦してみました!
■この記事でわかること
・タルトタタンの由来
・タルトタタンの作り方
・「グレーテルのかまど」のレシピで実際に作った様子
タルトタタンの由来
そもそも「タルトタタン」とはどんな由来のスイーツでしょうか。
タルトタタンとは、タルト生地の上に表面がカラメル状になったたっぷりのりんごが載ったお菓子です。
が、作り方としては普通のタルトとは上下が逆で、よく焼いたりんごを下に敷いて、その上にタルト生地をかぶせて焼きます。
なんでそんなことするの?
実は、このお菓子を考案したフランスのタタン姉妹が、りんごのタルトを作っている最中にオーブンから取り出そうとして熱々の天板にひっくり返してしまったというミスによるものと言われています。
熱々の天板にひっくり返り、焦げてしまったりんご…
しかしそれを口にしてみると、かえってそれが美味しくなってしまったのだそう。
それ以来、このりんごのタルトを焼くときは、最初からりんごを下にして上下逆さまな状態で焼くようになったのだそうです。いわば、怪我の功名ですね。
価格:4,860円 |
材料
タルト生地
薄力粉 | 100g |
バター | 50g |
塩 | ひとつまみ |
卵黄 | M卵1つ分(20g) |
冷水 | 20ml |
強力粉(打ち粉用として) | 適量 |
タルトタタンのりんご
りんご | 10個分 皮と芯を除いて約1800g(※) |
砂糖 | 180g(※りんごの重さの1割) |
バター | 60g(※砂糖の重さの3分の1) |
砂糖とバターの量は使うりんごの量次第
今回のりんごは、皮と芯を覗くと1746.8gでした。
「グレーテルのかまど」のレシピでは、砂糖はりんごの重さの1割とあるので、およそ175g前後とします。
バターはその砂糖の3分の1なので、175g / 3 = 58.3g…まぁ、キリよく60g弱にしときます。
準備
タルト生地の材料の準備
バターを1cm角の角切りにし、冷蔵庫で冷やしておきます。
卵から卵黄を取り出し、冷水をあわせて冷蔵庫で冷やしておきます。
卵白は使わないので…まぁ、何かの料理にでも使いましょう
薄力粉をふるって冷蔵庫で冷やしておきます。
タルト生地の材料は、生地を練るまでは冷やしてスタンバイってことで!
型の準備(18cm型を使用)
18cm型の内側にクッキングペーパーを敷いておきます。
地味に時間がかかるので最初にやっておきましょう。最近だと100均でカット済みのものが売られてたりするので、活用するのも手です。
作っていこう
タルト生地を作る
フードプロセッサーで薄力粉、塩、バターを混ぜます。
生地に卵黄と冷水を加えて混ぜ、固めまとめてラップで包み、冷蔵庫で1時間休ませます。
冷蔵庫から生地を出し、打ち粉をして厚さ3mm、直径20cmくらいになるよう麺棒で伸ばします。
広げ終わったら再び冷蔵庫で休ませ、生地作りは一旦終了。
タルトタタンのりんごを作る
今回りんごの量が多いので、本家レシピに従い鍋を二つ用意しました。
それぞれ同じ量ずつ砂糖とバター、そこに隙間なくりんごを入れ、10〜15分ほど中火にかけます。
鍋だとちゃんとムラなく火が通るか心もとなかったので、途中からフランパンに変更しました。どちらも底が深めなものを使ってます。
りんごの向きを入れ替え、さらに15分煮込みます。
*鍋底が薄いキャラメル色に変わってるか見たかったけど、フライパンに変えてわからなくなってしまったので、ひとまず向きは入れ替えました。
煮込んでりんごが柔らかくなり、表面が薄茶色になったら火を止め、煮汁ごと型に流し込みます。
180度のオーブンで1時間焼いて取り出し、粗熱を取ります。
りんごの周囲が透き通るようになってるのが目安、と。
タルト生地とりんごを合体
いよいよ仕上げに入ります。
冷やしたタルト生地を冷蔵庫から取り出し、フォークで細かく穴を開けていきます。
タルト生地をりんご型に隙間なくかぶせ、180度に熱したオーブンで40分焼きます。
タルト生地が薄茶色に焼き上がったら、オーブンから取り出し粗熱を取ります。
型に入れたまま、冷蔵庫で一晩しっかり冷やして休ませます。
翌日、冷蔵庫から取り出して型とオーブンシートを外したら完成です!
完成!
カットしてお皿に盛り付け♪
ぎゅっと凝縮されたりんごの甘さと酸味も程よく同居してて、とても美味しくできました!
作り終えての感想
タルト生地を作る。
りんごを煮詰めて焼く。
生地と合体させて再び焼く。
一晩じっくり冷やす。
工程はシンプルなんだけど、それぞれに手間がかかり、思ったより大変な作業でした。
特にりんごのソテーとタルト生地作りのところで時間がかかりますね。この工程をもう少し簡単にできたらいいなと思います。例えば炊飯器を使うとか(またか)。
レシピのメモ
・砂糖はりんごの10分の1、バターは砂糖の3分の1とする
・りんごのソテーは、表面が薄茶色になるまでを目安にする
・焼き上げたら、型に入れたまま冷蔵庫で一晩しっかり冷やす
メモを活かして、また挑戦してみたいと思います。
それでは、楽しいスイーツライフを♪
価格:4,860円 |
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