【スイーツつくれぽ30】ドイツの蒸し菓子・ダンプフヌーデルン

ダンプフヌーデルン お菓子作り
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今日はいつもと違うスイーツを食べてみたいな〜♪

こんにちは。スイーツコンシェルジュのぽーるです。

ドイツのお菓子と聞いて思い浮かべるものって何がありますか?

いちばんメジャーなのはやっぱりバウムクーヘンでしょうね。

スイーツ好きな人はザッハトルテも出てくるかも。

※ウィーン生まれですがドイツでも馴染み深いスイーツだそうです


私が以前作ったことがあるシュトレンもドイツのお菓子でした。また作ろうかな?

スイーツコンシェルジュ資格を狙ってる人は試験対策にリンツァー・トルテも覚えておくといいです。



そして今回はドイツの蒸し菓子「ダンプフヌーデルン」のつくれぽをお届けします!

ダンプフヌーデルンってなに?

”ダンプフ”は”蒸気”、”ヌーデル(ヌーデルンはヌーデルの複数)”は、英語の”ヌードル”、つまり”麺”を指すが、同様に広く”粉物全般”も意味する。蒸気で蒸した生地のこととなる。

森本智子:著 「ドイツ菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」(誠文堂新光社)より

蒸しパン好きなもんで、過去何度も作ったことがありますが、このダンプフヌーデルンは普通の蒸しパンとは作り方が全く違ってました。

まず、普通の蒸しパンがベーキングパウダーなどで生地を膨らませることが多いのに対し、ダンプフヌーデルンは生地を発酵させる、パン生地の作り方に似てます。

加熱調理も、水蒸気で調理する蒸しパンに対し、煮詰めた牛乳とその蒸気で調理します。

このような材料や作り方の違いも見てもらえると嬉しいです。

材料

材料
■生地
薄力粉250g
生イースト10g
牛乳70ml
グラニュー糖35g
1個
卵黄1個分
溶かしバター50g
■その他
牛乳110ml
グラニュー糖30g
森本智子:著 「ドイツ菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」(誠文堂新光社)より

今回、手持ちで生イーストがなかったので、ドライイーストで代用してみました。

作っていこう

生地を作る

薄力粉とイースト

薄力粉をボウルにふるい入れ、真ん中にくぼみを作ってイーストを入れます。

牛乳とグラニュー糖を加えて発酵させる

牛乳を人肌程度に温め(私はレンチンで温めました)、そのうち大さじ2杯分をイーストに注ぎます。
さらにグラニュー糖を分量のうち大さじ1を加え、周囲の薄力粉と混ぜ合わせます。
そこまでしたら覆いをして暖かいところで15分発酵させます。

卵と卵黄を加える

卵と卵黄1個分ずつと、残りの牛乳・溶かしバター・残りのグラニュー糖を加え、滑らかになるまでこねます。

こねた生地

こねた生地に覆いをして35分発酵させます。

私はこの後もオーブンの機能を使って発酵させましたよ

発酵した生地

見事にぷっくり膨らみました!

作業台に薄力粉で打ち粉をして、生地をこねて5等分に丸めたら20分発酵します。

生地はこれで完成です。
あとはこれをお鍋で蒸します!

生地を蒸す

鍋に牛乳とグラニュー糖を入れる

鍋に牛乳110mlとグラニュー糖30gを入れて混ぜます。

生地を入れる

鍋に生地を入れて蓋をし、弱火〜中火で10〜15分加熱します。
焦げ付かないよう、時々蓋を開けて確認しましょう!

加熱中

だいぶ膨らみましたね。牛乳が煮たってるので、あともう少し。

煮詰め終わり

牛乳が完全にとびました。底面に焼き色が付いていれば完成です!

完成!

完成

牛乳のやさしい甘味がほんのり甘い、ダンプフヌーデルン。
食感も、蒸しパンほどはしっとりはしてなくて、ほとんど「パン」なんですね。

中身は特に入れず、バニラソースやフルーツのコンポートを添えて食べるのだそう。

完成

バニラソースがなくてチョコレートソースにしましたが、これもまた甘さが引き立ってて美味しかったです。

今回参考にさせていただいた「ドイツ菓子図鑑」には、この他にもたくさんのドイツのお菓子について書かれてあります。美味しそうなお菓子の写真と、そこに書かれた由来や物語は読者をとても幸せな気分を味わわせてくれることでしょう。
もちろん、レシピ本としてもとても参考になりますよ!

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それでは、楽しいスイーツライフを♪

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