卵黄だけ使う料理したから卵白が余っちゃって…
何か使い道ないかな?
焼き菓子好きだから、気兼ねなくたくさん食べたい!
今回はこんなお悩み、願望にお応えします。
フィナンシェとは
金塊のような形をしていることから、その名の由来となったと言われています。
「フィナンシェ(financier)」とはフランス語で「金融家」「お金持ち」を意味するそう。
フィナンシェを食べて金運もアップ!…したらいいなぁ。
フィナンシェを作るメリット
卵白を使用するので、他の料理で卵白が余ってしまった時に消費するために作る人も多いようです。
また、片手で手軽につまめる焼き菓子ということで、お茶請けとして添えたり、親しい人にお菓子便としてお裾分けするのも良いですね。
フィナンシェの材料
約8cm×4cmのフィナンシェ9個分の分量です。
卵白 | 約70g(卵2個分) |
バター | 100g |
グラニュー糖(A) | 70g |
グラニュー糖(B) | 10g |
アーモンドパウダー | 36g(百均の商品2つ分) |
薄力粉 | 34g ※アーモンドパウダーと合わせて70gになるよう調整 |
必要な道具
フィナンシェの型 | 1つ |
絞り袋 | 1つ |
絞り袋は百均で購入できますが、フィナンシェ型は製菓用品店や通販で買うのがベターです。
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フィナンシェを作っていこう
生地を作る
焦がしバター
まずはフィナンシェの風味をつかさどる、焦がしバターを作ります。
鍋にバターを入れ、ゴムベラで混ぜながら中火で加熱して溶かしていきます。
火にかけてすぐパチパチ音が鳴り泡立ちますが、およそ5〜6分くらいで泡が消えて音が鳴らなくなり、茶色に変わります。
焦げた粒のようなものが鍋底にできてきたら火を止め、別のボウルに移して人肌くらいになるまで冷ましておきます。
熱いのでやけどしないよう気をつけて!
■焦がしすぎたときは
焦がしすぎると明らかに苦い匂いが漂ってくるのでわかります。
苦味のもとになってしまうので、茶こしでお焦げを取り除きましょう。
その他の材料を混ぜる
焦がしバターを冷ましている間に、別のボウルで薄力粉・アーモンドパウダーをふるい入れ、グラニュー糖を加えて泡立て器でよく混ぜ合わせます。
別のボウルに卵白を入れ、グラニュー糖10gを加えます。
温せんで温めながら、泡立て器で溶かし混ぜます。
触って人肌くらいに温まってたらOKです。
粉の方に卵白を流し込み、泡立て器でしっかり粘り気が出るまで混ぜ合わせます。
冷ました焦がしバターを流し込み、泡立て器でしっかり混ぜ合わせます。
混ぜ合わせた生地を絞り袋に入れて、乾かないようにしてから冷蔵庫で1時間休ませます。
型に入れて焼く
絞り袋の先端をハサミで切って穴をあけ、生地を型に入れます。
入れる目安は型の深さの8割くらいまでです。
190度のオーブンで10分焼いたらすぐに取り出し、ケーキクーラーにのせて冷ましたら完成!
完成!
フィナンシェ作りのまとめと感想
フィナンシェ作りのキモとなる焦がしバター作り。
作ってる間は「ホントにこれで大丈夫かな?」とちょっと不安になるほど黒く焦がしましたが、しっかり混ぜて焼いてみて、フィナンシェのあの香ばしい風味を生み出す大事な役割を担っているのだとわかりました。
もし必要以上に焦がしてしまっても、きちんと取り除けば美味しいフィナンシェを作れます。
焦がしバターさえ作れれば、あとは他の材料と混ぜて型に絞り出して焼くだけなので、実は難易度はあまり高くない焼き菓子だと言えます。
お店で買えば1個100円以上するフィナンシェも、型を購入して手作りすれば安く量産して美味しく楽しめます。
それでは、楽しいスイーツライフを♪
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