一つのレシピで同時に2種類作れたら効率いいですよね。一粒で二度美味しいという言葉は金言ですらあります。
プリンとクレームブリュレって中身似てるから、プリンに砂糖まぶしてバーナーで炙ったらクレームブリュレになるのでは?と思いついてレシピ考えてみました!
クレームブリュレとは
![クレームブリュレ](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_25451666_s.jpg)
フランス語で「焦がした(burulee)」「クリーム(creme)」という名がついたお菓子で、卵黄と生クリームで作ったクリームの表面に砂糖を薄くまぶして焦がし固めたカラメル層がのっています。
洋菓子店はもちろん、コンビニで見かけることも珍しくなく、いつでも買いやすいスイーツの一つですね。
プリンとクレームブリュレの違い
味や中身がとてもよく似ている、プリンとクレームブリュレ。
実は、材料・作り方・カラメル(キャラメル)の3点で異なっているのです。
プリン | クレームブリュレ | |
材料 | 砂糖 全卵(黄身・白身すべて使う) 牛乳 | 砂糖 卵黄 生クリーム |
作り方 | 蒸す (オーブンで焼く、焼きプリンもある) | オーブンで焼く |
カラメル | 鍋で砂糖と水を合わせて加熱して作り、プリン容器の底に流しこむ | 表面に砂糖をまぶし、炙って焦がし固める(キャラメリゼ) |
以上のような違いはありますが、味はかなり似通っていますよね。だったら、ある程度共通化してどちらも作れると効率が良くなりそう!
コンパチブルな方法で作るメリット
カラメルソースを作る必要がなく、手間と洗い物が減る
プリン作りの定番とも言える、カラメルソース作り。
大抵はじめの方で作って容器の底に流して冷やしますが、そのために使ったお鍋などの調理道具の洗い物も増えてしまいます。
ブリュレであればバーナーで炙るだけなので、洗い物が少なくて済みます。
もちろん、やっぱりカラメルソースの甘苦さがほしい!という場合でも、カラメルソースを上からかけてプリン本来の美味しさを楽しむのもありですね!
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キャラメリゼしなくてもとろとろプリンとして美味しく楽しめる
バーナーがなかったり、炙る手間惜しさのためにブリュレにしなくても、コンビニプリンにもあるようなとろとろなめらかプリンとして美味しく楽しむこともできます。
![](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2019/09/my_icon.jpeg)
お好み次第でどちらにもできるのがコンパチレシピの良いところ!
というわけで今回の作り方では、とろとろプリンとクレームブリュレのどちらにもできるコンパチブルなやり方を紹介したいと思います!
■今回のレシピのポイント
- 材料は生クリームと牛乳どちらも使う
- オーブンを使わず、鍋で蒸すことで短時間で作れる
- バーナーがなければブリュレではなく、とろとろプリンとして仕上げられる
とろとろプリン・クレームブリュレの材料
![とろとろプリン・クレームブリュレの材料](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_01-1024x1024.jpg)
卵黄 | 卵2個分 |
グラニュー糖 | 30g |
生クリーム | 100ml |
牛乳 | 150ml |
バニラエッセンス | 適量 |
グラニュー糖 (キャラメリゼ用) | 1人分あたり小さじ1〜大さじ1弱 |
必要な調理道具
![必要な調理道具](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_02-1024x1024.jpg)
濾し器 | 生地の不純物を取り除いて食感をなめらかにするのに使います |
バーナー&ガス缶 | クレームブリュレでキャラメリゼする時に使います |
耐熱容器(百均で買えます) | プリンを入れる食器として使います |
鍋とふた | または深めのフライパンでもOK |
まずはとろとろプリンを作っていこう
プリン液を作る
鍋に生クリーム、牛乳、グラニュー糖を入れて中火で加熱し、ゴムベラで混ぜます。
ふちが沸々し始めたところで火を止めます(沸騰まではさせないように)。
![生クリームと牛乳を鍋で加熱する](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_03-1024x1024.jpg)
ボウルに卵黄を入れ泡立て器ですり混ぜ、そこに温めたクリーム液を少しずつ加えては混ぜ、加えては混ぜ…を繰り返します。
![](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2019/09/my_icon.jpeg)
一気に全部流し込まないで!
卵黄をクリーム液で少しずつ解きほぐす感じでやるとキレイに混ざります
![溶いた卵黄に生クリーム液を混ぜ入れる](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_04-1024x1024.jpg)
![プリン液](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_05-1024x1024.jpg)
別のボウルを用意し、濾し器で濾して不純物を取り除きながら流し込みます。
![濾し器で濾す](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_06-1024x1024.jpg)
ココットなど耐熱の器(百均で売ってる)にプリン液を流し入れます。
表面にできた小さな泡は、スプーンの背中やキッチンペーパーなどをつけて取り除くと見た目が良くなるのでやっておくと良いです。
![耐熱容器に流し込む](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_07-1024x1024.jpg)
蒸す
鍋や深めのフライパンに深さ1cmくらいに水を張って沸騰させ、食器をセットして蓋をして弱火で20分加熱します。
![](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2019/09/my_icon.jpeg)
百均にあるケーキクーラーなど、台座になるものにのせると良いです
![鍋で蒸す](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_08-1024x1024.jpg)
![鍋で蒸す](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_09-1024x1024.jpg)
とろとろなめらかプリンの完成
加熱し終えたら取り出し、粗熱をとって冷蔵庫で冷やしたら、とろとろなめらかプリンの完成です!
![蒸しあがり](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_10-1024x1024.jpg)
クレームブリュレとして仕上げよう
キャラメリゼする
プリンの表面に小さじ1〜2程度のグラニュー糖をまぶして薄く伸ばします。
![グラニュー糖をまぶす](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_11-1024x1024.jpg)
バーナーで表面を数分間丁寧にあぶり、茶色に変わったらOK。
熱を冷ましたら完成です!
![バーナーで炙る](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_12-1024x1024.jpg)
クレームブリュレの完成
![クレームブリュレの完成](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_finish01-1024x933.jpg)
![完成したクレームブリュレ](https://polemenblog.com/wp-content/uploads/2023/01/article90_finish02-1024x1024.jpg)
まとめ!
似て非なる2つのスイーツ、プリンとクレームブリュレ。
でも似てるからこそ、コンパチなレシピで同時に作ってしまえるのも面白いかも。
とろとろなめらか&パリッ!の異なる食感を、自分で作って楽しんでみてくださいね。
それでは、楽しいスイーツライフを♪
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価格:2,300円 |
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