パウンドケーキ作るけど、何か一工夫したいな…
今回はこんなお悩みに応えます。
パウンドケーキは基本的にバター、卵、砂糖、それに薄力粉で作るシンプルなバターケーキ。
それだけに、何度も作るうちにちょっとマンネリを感じるかも(^^;
今回はパウンドケーキを作りつつ、さらに一工夫して”ウィークエンドシトロン”に変身させる”コンパチレシピ”を紹介します!
まずはパウンドケーキを作る
基本のパウンドケーキの材料
材料 | 数量 |
卵 | 2個 |
バター | 100g |
グラニュー糖 | 100g |
薄力粉 | 100g |
基本となるプレーンのパウンドケーキを作っていきます。
ジェノワーズ法
スポンジケーキ(ジェノワーズ生地)とほぼ同じ作り方で、生地を湯煎で温めながら混ぜるのが特徴です。
他の方法だとバターを常温に戻して柔らかくなってから調理するのですが、夏以外は柔らかくなるのに時間がかかってしまいます。特に気温が低い冬だとバターが冷えて固まっており、なかなか柔らかくなりません。
そのため、筆者は思い立ったらすぐにでも作れるジェノワーズ法で作ることが多いです。
さらに手を加えてウィークエンドシトロンにする
ウィークエンドシトロンというのは、”大切な人と一緒に過ごす時に食べるお菓子”の由来を持つフランス菓子の一つ。
レモンの皮や果汁も使うことで、レモンの爽やかな風味を感じられるのが特徴です。
グラスアロー(粉糖をレモン果汁で溶かしたもの)をパウンドケーキの表面に塗ってコーティングすることで、程よい酸味と風味が味わえます。
グラスアローの材料
粉糖 | 100g |
レモン汁 | 大さじ2 |
ピスタチオ | 適量 |
ウィークエンドシトロンの準備
生タイプのピスタチオの場合、さっとゆがいて冷水につけて皮を剥き、細かく刻んでおきます。
グラスアローを作る
粉糖にレモン汁を加えて混ぜたらグラスアローの出来上がり。
パウンドケーキにグラスアローを塗る
今回は平らな形にしたかったので、パウンドケーキの山なりになった上部分をカットしました。
もちろんカットせずにそのままな形でもOKです。
バットと網などを利用して、パウンドケーキの上からグラスアローを盛大に流します。
流してバットに溜まったグラスアローをスプーンですくってさらにケーキの側面に流して塗り、ケーキ全体をコーティング。
塗り終えたらピスタチオをトッピングし、グラスアローが固まったら完成です!
完成!ウィークエンドシトロン
全体に塗ったグラスアローのおかげで、レモンの爽やかな風味が加わってとても美味しく仕上がりました。
口に運ぶと、固まったグラスアローのさっくり感と、パウンドケーキのしっかりしつつも固くなりすぎないフワッと感の両方が楽しめて、さらに良き!
ちなみに最初からウィークエンドシトロンとして作る場合は、すりおろしたレモンの皮と果汁を生地に練り込みます。それもいつか紹介したいと思います!
それでは良い週末を、美味しいお菓子とともに!
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