2018年のものですが、「【フーズ】 クラシエ 子どもとおかしのアンケート Vol.6 パパと子どものコミュニケーションに関する意識調査」というリサーチがありました。
3歳から小学校3年生の子どもをもつ共働きの父親200名、母親200名を対象にしたアンケート調査で、これによると父親の51.5%が子供と一緒に料理をしたことがあり、さらにその中で35.9%がケーキを一緒に作ったことがあるのだそうです。
…こう言っちゃなんですが、意外に多いですね!
一緒にイチゴショートやモンブランを作る親子はさすがに多くはないと思うので、たぶんホットケーキが多いんじゃないかな?
ホットケーキは確かにフライパン一つで手軽にできるのでそれもオススメなのですが、ちょっとレベルを上げて本格的に、それでいて難しくなく失敗しにくいスイーツ作りを親子一緒に楽しんでみませんか?
一緒にベイクドチーズケーキを作ってみよう
ベイクドチーズケーキってどんなの?
ベイクド(baked)、直訳すれば「焼いた」チーズケーキとなります。
ただスフレチーズケーキも焼いて作りますね。
大きく違うのは作り方と食感です。
スフレとはフランス語で「ふくらんだ」という意味で、卵白を泡立てたもの(メレンゲ)と混ぜて作ったものを指します。
スフレチーズケーキの場合、卵黄と卵白に分けて、卵黄とクリームチーズ、砂糖、薄力粉を混ぜたものと、卵白を泡立てて作ったメレンゲを混ぜ合わせて湯せん焼きすることで、しっとりふわふわな食感を楽しめます。
一方のベイクドは全卵(卵黄と卵白とに分けない)とクリームチーズ、砂糖、薄力粉を混ぜて焼きます。
食感はスフレに比べるとしっとり固めですね。
材料と道具を準備しよう
では今回の材料です。
- 卵2個
- クリームチーズ200g
- 薄力粉40g
- 砂糖40g→なれたらお好みで調整していきましょう
- 生クリーム200cc
- レモン汁大さじ1
お子さんがまだ小さい場合は、親の方で道具と材料を揃え、計量までしておくといいでしょう。
また、クリームチーズはあらかじめ常温に戻すか、レンジで少し温めて(熱くならない程度に)柔らかくしておきます。
卵も常温に戻しておきます。
調理は子どもメイン、親は横からそっとサポートで
ここでオーブンの予熱を180度で40分に設定して開始しておきます。
ここからしばらくはお子さんの調理パート。
まずはクリームチーズに砂糖を加え、泡立て器でクリーム状になるまでよ〜く混ぜます。
柔らかくなったら卵を加えてさらに混ぜ混ぜ。
クリームチーズは常温に戻して柔らかくしても、お子さんの力によってはちょっときついかもしれないので、その時は親も一緒に手を添えて混ぜ混ぜ♪
薄力粉を、粉ふるいにかけて加えます。
ゴムベラを使って、粉気がなくなるまでさっくり混ぜます。
生クリーム、レモン汁を加えて混ぜ混ぜ。
型に流し入れます。
子どもの混ぜ混ぜパートはここまで!
あとは大人の出番ね。
そろそろオーブンが180度に温まってきたはず。
合図が鳴ったら親がオーブンに入れてあげて、焼成スタート。
焼きあがるまでじっと待つ…
その間に、使った道具は綺麗に洗っておきましょう!
焼きあがったら、火が通ったかどうかチェックします。
つまようじを刺してみて、生地がどろっとして着いてきてなければOK。
できあがり!
オーブンから出して冷まします。
粗熱が取れたら型から取り出し、冷蔵庫に入れて十分冷やして完成です。
冷蔵庫で冷やす前の方が柔らかくて個人的には好みですねー
お好みでトッピングもいいですね。
作る時のポイント
基本的に調理はお子さんが主役!な気持ちで、親はサポートに徹すると良いでしょう。
オーブンの加熱開始と同時に調理をスタートするので、オーブンが温まって合図が鳴る頃に調理を終えてオーブンに入れられるように、親の方でオーブンの様子を見ながらお子さんのペースと気分(笑)をコントロールします。
今回のベイクドチーズケーキではデリケートな作業がなくとにかく混ぜるだけなので、お子さんにも十分任せられます。
一緒に混ぜ混ぜしながら、お子さんと会話を楽しむ…
そんなコミュニケーションのきっかけに、お菓子作りはオススメですよ!
それでは、楽しいスイーツライフを♪
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