悪天候が襲ってきて家にこもらざるを得ないとき、外に買い物に出られないとき、日持ちのする保存食があると便利ですよね。また、地震などの災害により避難を余儀なくされたときでも、持ち出しできる非常食を確保しておきたいところ。
アルファ米はこうした非常食や長期保存食のニーズに応えるために、トップクラスのおすすめ商品となっています。この記事では、アルファ米が普通のお米と何が違うのかを調べ、購入して実食した経験にもとづいて商品をレビューします。ぜひ、最後までお読みください。
▪️この記事でわかること
- アルファ米とはどんなものなのか
- アルファ米の賞味期限は何年か
- アルファ米の調理の仕方や、食べるまでにかかる時間
- アルファ米を実際に食べるとおいしいのか
アルファ米とは?
簡単にいうと
アルファー食品HP「アルファー化米のおいしさの秘密」より
炊いたり蒸したりしたお米を、
熱風で急速乾燥させたもの
乾燥していても、炊飯したご飯と同じでんぷん構造をしているため、
お米の組織がしっかりしており、おいしさそのまま!
つまり、あらかじめ調理した米を熱風で乾燥させることで、冷蔵・冷凍・炊飯の必要がなくなり、水やお湯で数分戻すだけで食べられるようにしたものです。
アルファ米の特徴①長期保存が可能
なんといっても約5年間もの長期保存が可能であること。
今回この商品を購入したのは2023年1月なのですが、写真の通り賞味期限まで約5年もあります。
アルファ米の特徴②水を入れて待つだけの簡単調理
乾燥状態のアルファ米を食べられるようにするためにすることはただ一つ、商品を開封し水を入れて待つことだけ。鍋やフライパンなど調理器具は不要です(お湯で作る場合に沸かすくらい)。
購入したのは
今回購入したものは、白米や各種炊き込みご飯が入ったバラエティパック「備えて安心 安心米9食セット」。アルファー食品オンラインショップで3,240円(税込)で購入することができます。
↓ここから購入することができますよ〜
◾️アルファー食品HP「もしもの時に、備えて安心。安心米」
自宅で作って食べてみた
お湯で作る場合
まずは自宅で、お湯でお試し調理。
パッケージに印刷されている説明に従って作ってみます。
1.中の乾燥剤とスプーンを取り出す
2.目盛線までお湯を注ぎ、底からまんべんなくかき混ぜる(ここ重要)
3.15分待つ
パッケージが食器を兼ねていて、水を注いだときに倒れにくい構造になっています。
完成!
感想①炊きたてのご飯に近い食感
たったこれだけの手順で、おいしいご飯が出来上がりました。もちもちした食感や風味は炊きたてのご飯にかなり近かったです。
脱水工程を経ても高い品質を維持してるのはなかなかすごいことですよね。
感想②意外と量が多い
今回食べたのは1パックだけだったのですが、思ったより満腹感を感じました。
それもそのはずで、内容量は約270gとお茶碗で大盛り1杯に相当する量。コンビニおにぎり(1個110g)にすると約2個とちょっとになりますから、平常時だと軽く小腹を満たすことができる量ですね。少食な人だとそれだけでお腹いっぱいに感じるかもしれません。
恐らくですが、避難時など食事がままならない状況でも必要なエネルギーや栄養を取れるよう調整した量なのではないかと思います。
屋外で作って食べてみた(水で調理)
次にアルファ米を水調理で試し。災害避難などで調理器具はもちろん、コンロさえも使えない状況を想定してみました。
海に向かう途中、コンビニで水を購入。
作る手順はお湯の時と同じく、目盛線まで注いで待つだけですが、水で作る場合は1時間待ちます。
水はお米に染み渡るか…?
1時間後、ジッパーを開けてスプーンを刺してみると…
ちゃんと柔らかい!ご飯に固い芯が残っているといったものは一切なく、その感触はご飯そのもの。逆にべちゃっともしておらず、常温のしっかりしたおにぎりに近い感じがしましたよ。
水で作ったので温かいわけはないですが、常温でも炊き込みご飯の味がしっかり主張していて意外なほどに美味しかったです!
ではどのアルファ米商品がおすすめなのか?アルファー食品の商品をおすすめするポイント
安心・安全に対する取り組み
普通の食品と違って長期保存に耐えられるものであり、いつまでも美味しく安全に食べることができてこその保存・非常食ですよね。
そんな食品を製造しているアルファー食品の取り組みを紹介します。
厳選した国産米を使用している
主役であるお米はもちろん国産米を使用していますが、原料の段階から原産地に赴いて味や色彩も確認する徹底ぶり。その他の原材料もできるだけ国産のものを使用しているというこだわりには信頼をおけますね!
食品に関する認証を取得している
アルファー食品は、食品の安全に関する国際規格を認証取得しています。
・FSSC (食品安全マネジメントシステム22000(Version4.1)
・ISO22000:2005
・ハラール認証(宗教上の理由から食が制限される方への配慮)
工場での衛生面の取り組みがしっかりしている
粘着ローラーがけやエアシャワー、長靴洗浄といった手順を行わなければ工場へ入ることができないようにしているそうで、安心して食べられる食品が製造されていると言えますね。
正確な情報提供
コンプライアンスを遵守した、食品に関する正確な情報の表示をきちんと実施していて、商品選びの助けになっています。
残留農薬対策
購入するお米の産地に定期的に現地確認を行い、原料の段階から厳しいチェックを行っているとのこと。
アレルギー対策済み
アルファー食品の安心米は、食物アレルギー物質のうち特定原材料等(28品目)不使用商品!
しかも製造工場でアレルギー物質(表示義務8品目)のふき取り検査を定期的に実施し、アレルギー物質の持ち込みや残存がないことを確認しているのだそう。
良心的な価格
商品により異なりますが、一食あたり300円台からとなっています。
ここで商品の価格を他社と比べてみました(2023年時点のもの)。
白米(単品)で比べてみた
アルファー食品 | O社 | |
価格(税込) | 302円 | 324円 |
出来上がり後の量 | 270g | 260g |
アルファー食品の商品の方が、量が多めでかつ価格が抑えられていてコスパに優れてますね。
セット商品で比べてみた
数種類のアルファ米で構成されたセット商品で比較してみます。
アルファー食品(9食分のセット) | O社(12食分のセット) | |
内訳 | 安心米 白飯×3袋 安心米 わかめご飯×2袋 安心米 ひじきご飯(玄米入り)×2袋 安心米 舞茸と根菜のおこわ(玄米入り)×2袋 (計9袋) | 五目ごはん わかめごはん 山菜おこわ 赤飯 (各3袋、計12袋) |
価格(税込) | 3,240円 | 5,184円 |
1食あたり | 360円 | 432円 |
1食あたり約70円もコスト差がありますね。
非常食用に3日分の食料を確保することを考えると、まとめて確保するならやはり費用を抑えたいもの。こうしたニーズに応えてくれる価格はとても助かります!
こんな場面におすすめ
備蓄用として
5年間という圧倒的な長期保存が可能な安心米は、まずなんといっても非常時の保存食として備蓄するのがおススメです。
台風が来るたびに焦って食料を買い込まなくても大丈夫だという安心感から、精神的にゆとりを持てて冷静に行動できます。特に、食物アレルギーを持っている方がすぐに食べられるものを、非常時に余裕を持って確保できるのはかなり助かりますよね。
こうした備蓄用に買う場合は、一定期間ごとに消費しては補充するサイクルを繰り返すローリングストックをしていくと良いでしょう。
アウトドアの食事として
自然に囲まれた野外で料理を楽しむのもアウトドアの楽しみの一つですが、何も必ず凝った料理をしなければいけないわけじゃない。
カップ麺感覚で持っていって、ただお湯(火を起こさないなら水でも可)を注いで食べるのもまた手軽でアリ!
調理前だととても軽いので、なるべく荷物を軽くしたいキャンパーにおススメです。
ギフトに
防災の面から自宅に備えておくべきとわかってはいても、ついつい後回しになってしまうもの。
だからこそ、大切な人へのギフトとしてお贈りしてみてはいかがでしょうか。
結論
アルファ米、特にアルファー食品の安心米は、長期保存や非常時のニーズに対して、簡単でおいしい食品をお探しの方に最適です。
アルファ化処理により、水だけで元のごはんに戻すことができる簡単さと、調理されたごはんの美味しさを両立させていて、いつでもどこでも美味しい食事を楽しむことができます。
食品の安全に関する認証を取得しているアルファー食品の商品は、優れたコスパを実現していて大変おトク。あらゆる状況に備えたい人には、アルファー食品の「安心米」を強くおススメします!
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