Q.お菓子作りをしてみたいんだけど、道具とかいるの?
A.もちろん必要です!
と言われても何からそろえたらいいかわかんないよ…
そんな初心者に、どんな製菓道具が必要で、どこで買えるのかを紹介します!
よく使うもの一覧
まずは、私がよく使う物を書き出してみました。
- ボウル3〜4つ
- 計量スプーン
- 計量カップ
- キッチンスケール
- 泡立て器
- ハンドミキサー
- ゴムベラ
- 粉ふるい
- ケーキ型(パウンドケーキ型、デコレーション型)
- プリン(ゼリー)型
- クッキングシート
- 鍋
- オーブンレンジ
- 冷蔵庫
これらを作る物に応じて使い分けていきますが、家電製品はともかくとして、道具も全て製菓用品店でそろえるとなると、結構な出費になります。
もうそれだけで気持ちが萎えちゃうよね…
大丈夫!
こんな時のための(?)100均です!
100均で買える道具で無理なく始めよう
100均といえど侮れません。製菓のコーナーへ行くと、びっくりするほど充実しています。
先ほどのリストのうち、まずは100均で買えるものを紹介します。
(1)ボウル類
製菓だけでなく料理をされているご家庭ならもう既にあるもので十分です。
ただ一度に3つくらいは使うことが多いので、足りなさそうであれば買い足しておくと良いと思います。
(2)計量関係
計量スプーン、計量カップなら100均のでOKです。
これも既にあるならそれを使いましょう。
(3)混ぜるもの
ゴムベラも100均ので良いと思います。
ジャムやカスタードクリームを作るときなど鍋で使うこともあるので、耐熱性のあるものを選びましょう。
泡立て器は、ないなら最初は100均のものでも良いと思いますが、できればステンレス製でしっかりした作りの目の細かいものの方が空気を含ませやすく泡立ちやすいので、そちらをオススメしたいですね。
ちなみにハンドミキサーは100均のは小さすぎて×です。
ビーター(羽根)を2つつける、オーソドックスな2〜3000円くらいのやつがよりパワーがあり泡立てる速さも違うのでオススメです。メレンゲ作る時とかないと困るくらいの必須アイテム。
(4)その他
粉ふるいとは、簡単に言えば「目が超細かいザル」みたいなものですね。
薄力粉(小麦粉)を材料と混ぜる時に、そのまま入れるとダマになりやすいので、粉ふるいにかけて上からパラパラ〜っと粉雪みたいにふりかけるために使います。
普段の料理で使うことは少ないかもしれないので、なければ100均で買うと良いでしょう。
型はその都度買ってもいいかなと思いますが、ケーキ型に関してはサイズに気をつけてください。
レシピをよく見ると、「15cm型を使用」とか「6号(18cm)型を用意」などと書かれてると思います。
レシピの分量に対して型が大きすぎると、生地が足りなくて薄く平べった〜いケーキになってしまいます。
慣れれば分量を計算して調整してもいいですが、わからなければレシピで使うサイズの型を準備しましょう。
ちなみにcmでなく○号と書かれてる場合は、「3をかけた数字」cmとなります。
また、底板が抜けて取り外せるタイプの方が、ケーキを取り出しやすくてオススメですよ!
私は15cmのパウンドケーキ型を100均で買いました。
あと100均以外で買った5号と6号のデコレーションケーキ型、あと17cmのシフォンケーキ型を持ってます。
クッキングシート、そんなケーキ型やオーブンの鉄板に敷くために使います。
100均でも売ってますが、スーパーやドラッグストアで100円以下で買えるのでそちらで十分です。
100均以外で買う必須アイテム
ここでは、100均で売ってないもの、または100均以外で買うべきものについて紹介します。
(1)キッチンスケール
重さが数値で画面に出てくる、デジタル方式一択です。逆に針が振れるアナログ式は最近見かけなくなった気がしますね。
だいたい1000〜2000円くらいで買えると思います。
(2)ハンドミキサー
既に書いた通り、100均のは小さすぎるので、ホームセンターなどで売ってるオーソドックスなものが良いです。
あるといいもの
必須ではないけど、あるといいもの。
・絞り袋
・口金
生クリームなどでデコレーションする時に使います。
口金は100均のは小さいので、慣れたら製菓洋品店で購入することをオススメします!
・パレットナイフ
ケーキにクリームを塗ったり、生地を型から剥がしたりする時などに使います。
100均で売ってるもので十分だと思います。
・ミキサー(ハンドミキサーじゃない方)
・フードプロセッサー
お菓子のためというより料理全般で使うために買うことが多いと思います。
材料を放り込んで一気に混ぜる、時短のためにある道具ですね。
お菓子作りだと例えば、クリームチーズとその他の材料を入れてミキサーにかければチーズケーキの生地がものの数秒でできちゃいます。
他にも、レアチーズケーキの土台部分となる生地を作るためには
(1)ビスケットを袋に入れて麺棒などで細かく砕く
(2)溶かしバターを入れて混ぜ、ケーキ型に敷き詰める
という工程があるのですが、フードプロセッサーがあればそれもものの数秒で生地ができてしまいます。
ビスケットを手で砕くのって地味に時間かかるんすよね…
フープロあればビスケットはそのまま放り込んでOKなので超ラク♪
・耐熱ボウル(ガラス製)
バターやチョコなどを溶かしたい時に使います。
レンチンすることもあるので、耐熱ガラス製のがいいですね。
・底の深いボウル
普通のボウルだと底が浅くて、ハンドミキサーで泡立てると飛び散りやすいです。
そのため底の深いボウルはぜひ買っておくことをオススメしたいのですが、100均はもちろんホームセンターなどにもまず売ってません。
探すの結構苦労しましたよ〜
以前、ABC Cookingの体験教室で使ったボウルの使い勝手が忘れられなくて、結局オンラインストアで探して購入しました。
■ABCオリジナルボウル 中|ABC Cooking MARKET
内径144mm、高さ100mmと深いつくりになっていて、クリームが飛び散ることはまずないです。
最後に!
製菓道具も大抵のものは100均で手に入るようになり、いい時代になったなぁ〜とつくづく思います。おかげで、お菓子作りを始めるハードルもだいぶ下がったのではないでしょうか。
ここ数年でも、以前にはなかった道具が今なら買えるものもあったりするので、ひょっとしたら今ないものでも将来は手に入るようになるのかもしれませんね。
それでは、楽しいスイーツライフを♪
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