2023年9月22日、AppleはiPhone15シリーズとともにAppleWatch Series9、AppleWatch Ultra2を発表しました。
筆者もついにSeries9に買い替えました!
同時に、新しいバンド「NIKEスポーツループ」など多数の新作バンドも発売。
新機能搭載のWatchに新作バンドの組み合わせ、気になっている人も多いですよね。
この記事は、筆者が6年間使い古してきたAppleWatch Series3から新しく買い替えたSeries9のファーストインプレッションと装着してわかったことなどをまとめたレビューとなっています。
AppleWatch購入を検討している人に参考になれば幸いです。
◾️この記事でわかること:
- 装着時のサイズ感
- NIKEスポーツループの肌触りや通気性、お手入れ方法
- Series3で使っていたバンドはSeries9でも使えるのか
- Series3から買い替えるメリット
購入したもの
今回筆者が購入したものはコチラ。
・AppleWatch Series9(41mm/GPS/素材:アルミニウム/仕上げ:ミッドナイト)
・NIKEスポーツループ(カラー:ゲームロイヤル/オレンジ)
【価格】¥59,800(税込)
今年のWatchおよび一部のスポーツループは、Appleが推し進める「2030年までに全てのApple製品をカーボンニュートラルにする」計画において、初めてカーボンニュートラルを実現した製品です。
◾️Apple「カーボンニュートラル。Apple史上初。2030年に向けた大きな一歩です。」
素材、電力、輸送の3つの面において炭素排出量の削減に取り組むAppleの姿勢に共感したこともあって、Series9を購入することにしました。
AppleWatch開封の儀
それでは届いたばかりのAppleWatchを開封していきます。
数年前から環境に配慮されたパッケージに変更され、ラップフィルムがなくなってますね。
中箱を開けるとさらにWatch本体の箱とバンドの箱が別々になってました。
本体の箱を開封。
Watch本体は梱包用のソフトケースに入れられています。ただ若干取り出しにくかった…
充電ケーブルはUSB type-Cコネクタの高速充電ケーブル。
ケーブルの被膜が編み込みの布地になってて、従来より丈夫になった感じ。
続いてバンドの開封。
二次元コードをiPhoneで読み込むと…
「NIKEグローブ」文字盤を追加することができます。
バンドの取り付けとセットアップ
本体とバンドを装着してみます。
本体の箱に記載された(写真奥)バンドの付け方を見ながら取り付けます。
本体を裏返し、DigitalCrownが左上にくるよう配置して、バンドの裏側にある波模様をこちら側に向けた状態でスライドイン!
今回のバンドはループ状なので、反対側の裏表を間違える心配がなくて良き。
Watch本体をiPhoneに近づけると出る謎模様(?)をiPhoneで読み込むとペアリングします。
その後表示される設定画面でWatchの設定を行なっていきます。
腕に装着してみた
筆者(男)の手首に装着してみました。左はSeries3の38mm、右がSeries9の41mm。
男性でも手首があまり太くない方なので、このサイズでちょうど良かったなと思います。
こうして並べてみると3mmの差が大きく感じられますね。この差が画面表示領域の違いとなってあらわれているのがわかります。そりゃ新しい文字盤がSeries3で使えないわけだ。
ファーストインプレッション1:NIKEスポーツループの肌触り感がGood!
NIKEスポーツループとはこんなバンド
ナイロン製の糸を細かく編み込んだバンドでとても軽く、触るとサラッとしています。オフィスの床に敷かれたラグの触感と似てるなと感じました。
面ファスナーで固定するようになっており、位置を無段階で調整できます。
NIKEスポーツループの通気性はどう?
スポーツループという名前から、通気性に優れているのか?と考え、実際に軽く汗ばむ程度に運動してみました。
運動後に感じたのは「肌触りはいいが、スースーするほどではない」と言うのが筆者の率直な感想。
次に、バンドの上から水道水を流してみました。
撥水性があるようで水道水をある程度弾いてしまいました。ただし濡れないわけではなく、湿りはします。つまり汗を吸うわけで、定期的にクリーニングして清潔に保つと良いでしょう。
NIKEスポーツループのお手入れ方法について、Appleサポートには以下のように案内されています。
(NIKEスポーツループに使える方法であることをAppleサポートに問い合わせ/確認済みです)
ソロループ、プレイデッドソロループ、スポーツバンド、スポーツループ、オーシャンバンド、アルパインループ、トレイルループの場合:
「AppleWatchのお手入れ方法」”Apple Watchバンドをきれいにして乾かす”より抜粋
- 糸くずの出ない柔らかい布でバンドをきれいに拭き取ります。必要に応じて、きれいな水で布を軽く湿らせてください。これらのバンドのお手入れには、低刺激低アレルギー性のハンドソープも使えます。
- 糸くずの出ない柔らかい布でバンドを拭いて乾かしてから、Apple Watch に取り付けます。
NIKEスポーツループの代わりにSeries3用のバンドは使える?
41mmサイズのSeries9に合わせてNIKEスポーツループも買いましたが、38mmサイズのSeries3で使っていたバンドはSeries9で使うことができるのでしょうか?
Series3の時に買ったApple純正シリコンバンドを取り付けてみたところ、意外なほどピッタリはまりました。ちょっとくらいはみ出したりするのでは?と思っていたのでびっくりです。
小サイズの本体(38mm、40mm、41mm)には小サイズ用のバンドが、大サイズの本体には大サイズ用のバンドがそれぞれ互換性があるようです。
新たにバンドを買うときは念の為確認した方が良いですが、既に所有しているバンドについては同じサイズ群であれば適合する可能性は高いでしょう。
ファーストインプレッション2:やっぱり常時表示はいい!
「時計を常に見続けるわけではないから常時表示じゃなくてもいいかな…」
と、Series3を使っている時は思っていました。
見ていない時は何も表示されず真っ暗な状態で、手を目の前まで持ち上げれば時刻が表示される。
しょっちゅう時刻を知りたいわけでもなし、それで十分、と。
しかしSeries5以降採用された常時表示機能はもちろんSeries9にも備わっており、視界の隅でチラ見するくらいでも時刻がわかる。これが当たり前になるともう前には戻れません。
いちいち手首を目の前に持ってくることに、思った以上にストレスを感じてたんだなぁ…
なお、バッテリー性能は公称で1日18時間持つとされており、常時表示でも1日使うのに全く問題ありません。実際、筆者も1日1〜2回充電する生活習慣の中でごく自然に使えてます。
Series3から買い替えるメリット
Series3から6世代も後の新機種なのでメリットしかないのですが、一応整理しておきますと
- 性能が大幅に向上している
- 使える文字盤が大幅に増えている
- 新機能「ダブルタップ」が使える(※2023年10月に実施されるアップデートで使用可能予定)
- 文字盤を常時表示できる
- 内蔵ストレージが大幅に増えている(8GB→64GB)
ストレージ量が増えたことにより、OSアップデートの苦労から解放されることになります。
Series3でのOSアップデート方法についての苦労を説明した記事はコチラ↓
性能面の比較やダブルタップの説明はコチラ↓
まとめ
- 男性でも手首が細い人には41mmサイズで問題なし
- NIKEスポーツループの肌触りはサラッとして快適。スースーするほどではないが通気性がある
- Series9にも同じサイズ群なら旧機種のバンドも使える
- 画面常時表示で1日使うのに問題なし
- Series3ユーザーはOSアップデートの苦労から解放されるのでぜひ買い替えを
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