こんにちは、ぽーるです。AppleWatch Series3を2017年発売当初から使い倒しています。
時計機能はもちろん、iPhoneと連携してのメッセージの通知やミュージックアプリの様々なコントロール、ヘルスケア機能などどれも便利で手放せない存在になりました。
そんな僕のAppleWatchですが、去年から本体のストレージ容量不足が理由でWatchOSのアップデートがスムーズにできなくなりました。どうやらSeries3自体、本体ストレージがそもそも少ないようなのです。
最初は画像データやアプリを消したりして空き容量を工面できたけど、そのうちそれでもアップデートできなくなったんだよねー
一応、Series3でOSアップデートを行う方法を習得したので、こちらにまとめます。
ただ先に言っておくと、割と時間がかかるし何より面倒です。
そして、2021年秋にリリースされたWatchOS8はなんとSeries3も対応。てっきりもうSeries3は対応しないものと思っていたので、発表時はかなり意外でした。
WatchOS8リリース後もSeries3をがんばって使い続けるべきか、それとも買い替えるべきかを解説します。
■この記事はこんな人におすすめ!
・我慢して使い続けているAppleWatch Series3ユーザー
・これからどのAppleWatchを買おうか検討している人
・AppleWatch Series3を中古で購入する(した)人
■この記事でわかること
・AppleWatch Series3でWatchOSをアップデートする手順と注意点
・Series3はまだ現役でいけるか、最新のSeries、SEなどに買い替えるべきか判断するポイント
・Watch0S9でSeries3が使えるかどうか
結論。Series3はペアリング解除しないとアップデートできない。
通常WatchOSはWatchアプリからアップデートを開始しますが、Series3についてはApple公式もこのように一度ペアリングを解除するよう説明しています。
Apple Watch で watchOS アップデートをインストールするには容量が不足していると表示される場合の対処法をご案内します。
(中略)
Apple Watch Series 3 をお使いの場合は、このまま Apple Watch のペアリングを解除してアップデートする手順に進んでください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT211283 ”容量不足で Apple Watch をアップデートできない場合”
このサポートページではSeries4以降の機種についても方法が説明されていますが、まず再起動を試したり、不要なメディアやアプリの削除をするところから書かれてあります。
しかしSeries3に至ってはそこを飛ばしてペアリングを解除してアップデートするようにと、Apple自身述べていますね。もうアプリを多少削除したところで追いつかないくらいということなんですね。
理由。Watch Series3の容量がそもそも少なすぎ
AppleWatchの容量ってどれくらい?
Series3で「容量が足りないので空き容量を増やしてください」と言った内容のメッセージが表示され流ようになった人も多いのではないでしょうか。
Apple公式サイトにはこのように記載があります。
Series3はわずか8GBなんですね。現行モデルのSE,Series6と比べてとても少ないです。
実際の使用状況はWatchアプリで確認できます。「一般」→「情報」(または「使用状況」)で見ると、僕のWatch Series3はリセット直後にも関わらず空き容量がわずか3.6GBしかありませんでした。
この記事の執筆当時の最新WatchOS7.6.1が3.1GBと言われているので、リセットしてやっと空き容量ギリギリ。これではメディアやアプリを多少消したところで全く足りませんね。
実践。実際にペアリング解除して再セットアップしてみた
Apple公式によるSeries3のアップデート手順
Series3のアップデート方法について、Apple公式サイトでは一度ペアリングを解除してアップデートする手順を紹介しています。
ざっくりいうと、
(0)あらかじめWatchアプリでSuicaを外しておく(WatchでSuicaユーザーのみ)
(1)ペアリングを解除する
(2)再度ペアリングする
(3)バックアップから復元するのではなく、[新しいAppleWatch]として設定し直す
(4)アップデートする
(5)再度ペアリング解除する
(6)再々度ペアリングし、今度はバックアップから復元する
(7)SuicaをWatchに再度追加する
この流れになります。
要所要所だけ、スクショ載せますので眺めてみてください。
モバイルSuica使ってる人はWatchアプリでSuicaを外しておく
Watchアプリの「WalletとApple Pay」でSuicaをタップし、「このカードを削除」をタップします。
なお、Suicaを外す前にペアリング解除しちゃうとWatchからSuicaが消えてしまいます。
知らないと焦ってしまいますが、その場合でもあとでWatchアプリの「WalletとApple Pay」で復活できるので大丈夫です。とはいえこれはWalletアプリとSuicaアプリを行ったり来たりしてかなり面倒なので、先に外しておいてあとで再追加する方がまだ楽です。
Watchアプリでリセットし全消去する
全部消去されると言われるとビビりますが、ペアリング解除時に自動でバックアップとってくれてるので大丈夫です。消しましょう。
再度ペアリングしリカバリーする
1回目の再ペアリングの時は「新しいApple Watchとして設定」。
2回目の再ペアリングの時に「バックアップから復元」を選びます。
2回目の再ペアリングでバックアップから復元するときは、上から2番目を選びましょう。1番目は先程のまっさらな状態のバックアップですので間違えないでね。
Suicaを再度追加する
セットアップの途中でSuica追加の画面が出てきます(後でWatchアプリでセットアップすることも可能)。
最終結論。Series3はまだ使えます、ただしこれが我慢できるなら。
最後にもう一度まとめ
AppleWatch Series3のWatchOSをアップデートする方法は、手間がかかるがペアリング解除しリセットして再度ペアリングする方法のみ。ただし実経験で1〜2時間はかかります。
それもWatchOSが更新されるたびに行わなければならず(セキュリティ上の修正もあるのでアップデートしないわけにはいかない)、ユーザーへの負担が大きいと言わざるを得ません。
そして2021年秋には新しくWatchOS8がリリースされる予定ですが、現状の7.6.1で「心電図」機能が使えないように、WatchOS8でSeries3では使えない機能も間違いなくあるでしょう。
【2023年6月追記】WatchOS8.8.1がリリースされました!もちろんSeries3も対象です。
セキュリティアップデートなので、現役ユーザーは確実に更新しておきましょう。
最終結論
・アップデートに1〜2時間かかっても苦にならない人
・AppleWatchで時計や通知、SuicaやApple Payでの決済機能が使えれば問題ない人
→Series3で大丈夫!サポート終了まで大事に使い続けましょう。
・アップデートに長時間かけたくない人
・使えない機能や壁紙があるのが我慢できない人
→不満があるならもう買い替えましょう。基本機能は全て備えていて健康管理機能が充実したSeries製品か、必要な機能はほぼ揃ってお買い得なSEか。
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もちろん、コスパ重視でWatch SEにするのも悪くない。
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まだある!series3。
けどもうSEの方がいいでしょう^^;
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【追記】最新のApple Watch Series9とApple Watch Ultra2が2023年に発表されました。
買い換えの選択肢の一つに有力候補を!
【2022年追記】WatchOS9リリース!対応するAppleWatchは?
WatchOS9が2022年9月にリリースされました。
肝心の、対応するAppleWatchにSeries3は含まれていません…!
watchOS 9を利用するには、iOS 16以降を搭載したiPhone 8以降と、Apple Watchの以下のモデルのいずれかが必要です。
Apple “watchOS 9どこまでも深く。どこまでも自分らしく。”
・Apple Watch Series 4
・Apple Watch Series 5
・Apple Watch SE
・Apple Watch Series 6
・Apple Watch Series 7
・Apple Watch Series 8
・Apple Watch Ultra
ついにSeries3がOSアップデート対象から外れてしまいました。AppleStoreでも販売が終了してしまったので、新規で購入することはなくなったということになります。
ただ中古市場で購入することは可能です。Watch0S8の最終バージョンは8.8.1(2023年6月時点)なので、中古品を購入した人は最終バージョンまで上げて使うことをおすすめします。
◆参考:Watch0S8のアップデートについて
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