2020年9月から政府事業である「マイナポイント」付与に向けて、7月1日からマイナポイントの「申込」受付が始まりました。
その際にポイントを付与する決済手段を1つ選ぶのですが、複数持ってる人はどれを選ぶべきか悩ましいところですよね。
マイナポイントは結局こうした決済事業者のポイントという形で付与されるのですが、決済手段が1つに限定されていることに注意が必要なんです。
例えば、楽天経済圏に生きてる人だと楽天カードや楽天pay、楽天Edyなど様々な手段を持ちつつ、同じ楽天会員IDを用いて共通のポイント「楽天ポイント」を貯めますね。
ところがマイナポイントについては、もし楽天カードを決済手段に選択した場合、楽天カードによる買い物にのみポイントが付くが、楽天Edyによる買い物には付与されないということなのです。
考えなしに決済手段を選ぶと後で泣きを見ます。
しかも事業者によってさらにポイント上乗せしたりしてて悩ましいところ。
私も色々迷いましたが…
「dカード」を選択することにしました。
その理由を、これから説明しますね。
マイナポイントとは?
まずそもそも、マイナポイントって何だろう?というところを確認してみましょう。
マイナポイントは、キャッシュレス決済サービス(決済サービス)を提供するキャッシュレス決済事業者(決済事業者)を通じて付与します。付与を受けるにあたっては、マイキープラットフォーム上で普段利用している決済サービス(1つ)を選択(マイナポイントの申込み)すると、当該決済サービスの利用(チャージまたは購入)時にお買い物等に利用できるポイント等が付与されます。
マイナポイントは、これら決済事業者が付与するポイント等の総称です。
マイナポイント事業概要 https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/about/
マイナポイント事業は、マイナポイントの活用により、
消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的とする事業です。
マイナポイント事業概要 https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/about/
言葉の定義も混じってて長いですが、つまりはお買い物した時に国からもポイントが貰えるよ、ということです。
マイナポイントはどうやってもらえるの?
事前申し込みの上、9月以降にお買い物またはチャージをすることで、その金額の25%(最大5000円分)もらえます。
マイナポイントの手続には何が必要?
主に以下のもの・項目について準備が必要です。
- マイナンバーカードと4桁の利用者暗証番号
「紙」なのはマイナンバー「通知」カードです!これでは申し込めません!
それじゃなくて、あくまでプラスチックのマイナンバー「カード」です。
今お持ちでない人は急いで! - 決済手段に関するもの(クレジットカードや決済のID、アプリなど)
指定できる決済手段は以下のHPで確認してください。
⬛︎登録キャッシュレス決済サービス - スマホまたはPC+対応するICカードリーダー
自力で手続きする場合はどちらかが必要です。
スマホの場合
ICカード読み取りに対応したスマホ(NFC機能があるもの)
iPhoneだとiPhone7以降が対応してます。
Android系はHPで確認してください。
ちなみに書かれてないけど、
iPhoneSE第2世代も使えるよ。
私はSEでやりました。
PCの場合
WindowsPCと、マイナンバーカード読み取りに対応したICカードリーダーが必要です。
ちなみに、一部のAndroidスマホを
カードリーダー代わりに使えるようです。
もし対応してたら、慌ててカードリーダーを
買わずに済むかも?
支援端末・サポーター
実はお近くの市町村役所やコンビニ、携帯ショップなどでサポートしてくれる場合があります。
スマホが対応してなかったり、カードリーダーを持ってなかったり、自分で手続きするのに自信がない人はHPで検索して利用してみて!
マイナポイントの手続はどうするの?
ここではスマホを使った想定で手続の流れを紹介しますね。
6月〜:マイナポイントアプリで「予約」
↓
7月〜:マイナポイントアプリで「申込」し、ポイント付与の対象決済手段を1つ指定する
↓
9月〜:指定した決済手段でお買い物などをする
↓
??:ポイントが付与される(決済手段によって時期は異なります)
そう。
このポイント付与時期が異なるのも要注意点なんです。
要チェック①ポイント上乗せしてる決済を狙おう
事業者、サービスによってはマイナポイント5000ptにさらに上乗せしてくれるものがあります。
どうせならプラスアルファを狙いたいところ!
要チェック②ポイントが付与される時期を確認しておこう
どのサービスもお買い物と同時に付与される、とは限りません。
上のポイント上乗せとあわせて、メジャーな決済手段をピックアップして表にしてみました。
2020年7月1日時点の状況です。
追加変更される可能性があるので、
それぞれのサービスのHPなどで
チェックを忘れずに!
サービス | 上乗せ | ポイント付与タイミング |
paypay チャージ特典 | 抽選で最大100万円 (マイナポイント ペイペイジャンボ) | 決済と同時 |
paypay 決済特典 | 抽選で最大100万円 (マイナポイント ペイペイジャンボ) | 原則支払いの翌日から起算して30日後 |
LINE Pay | 特典クーポン | 売上確定時点 |
メルペイ | +1000ポイント | メルカリの取引完了/メルペイでの支払い完了の翌日 |
nanaco | 500ポイント+ 抽選で最大50000ポイント | チャージした2〜3日後(例外あり) |
WAON | +2000ポイント | 翌月末 |
Suica | +1000ポイント さらにビューカードで抽選で2000ポイント | 翌月上旬 |
楽天Edy | 調査中(今のところなし) | チャージをした翌月10日 |
楽天カード | +1% | 利用金額の累計が2万円に達した月の翌々月25日 |
楽天Pay | 楽天ペイご利用ポイント +1% 楽天カードチャージポイント (楽天キャッシュへのチャージ) +0.5% | 月間の利用金額を集計し、翌々月末に付与(小数点以下切捨て) |
d払い | +500pt | 決済と同時 |
dカード | +500pt | 決済完了後、NTTドコモで売上情報の確定ができたタイミング |
楽天系のは上乗せっぽいけど
通常のご利用ポイントですね
これら以外の決済手段については、それぞれのサービスや「マイナポイント」アプリで「申込」する時に表示される説明をよく読んで確認してください。
私は主に楽天系を中心にしつつd系をサブ的に貯めているのですが、こうして見ると楽天系のポイント付与時期が非常に遅いのが気になりました。
翌々月25日って、時期的にはもう年末にさしかかってますよ!
対してd系は決済時。
上乗せポイントは他と比べるとそこまで高い方じゃないですが、すぐもらえるのは嬉しい!
要チェック③お買い物のスタイルを見極めよう
上乗せポイントだけ見ればWAONの+2000ポイントは今のところ一番高い方で美味しいんだけど、イオンやマックスバリュって私あまり頻度高くないんですよねー。
もちろん、よく利用する人はWAONが最有力候補だと思いますよ。
そして個人的には、チャージって結局前払いなので、あんまり好きじゃないんですよね。
もしかしたら結局、2万円分の買い物をしないかもしれない。
そう考えると、実際の買物金額に応じてその都度もらえるクレジットカードのお買い物スタイルが、私には合ってるかなと思いました。
dカードならクレジットカードとして使えるし、
iDが使える店も増えているので利用場面も
多いのが◯ですね♪
結論:私はdカードにします!
そういうわけで、私はdカードを選択することにします!
様々な決済サービスが登録されててどれを選ぶか迷うところですが、最終的にこの辺は
・上乗せポイントを狙いたいか
・ポイント付与の時期にはこだわるか
・どの決済サービスを使う頻度が高いか
・どの決済手段での買い物の金額が多いか
などご自身のお買い物スタイルに照らし合わせて選びましょう。
家電など一気にドーンと買うつもりなら
その店で使える決済手段にあわせるのも
アリかと
なおdポイントはdocomoが主体ではありますが、docomoのユーザーじゃなくても会員になれますよ。
賢く準備して、お得なお買い物を楽しもう♪
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