2023年9月、今年も新しいApple製デバイスが発表されました。
- iPhone15
- iPhone15 Pro
- iPhone15ProMax
- AppleWatch Series9
- AppleWatch Ultra2
長年Series3を使い続けてきたWatchユーザーとして一番気になるAppleWatchについて、今回発表された内容をまとめたいと思います!
発表された新AppleWatchのラインナップ
- Apple Watch Series9 GPS+セルラー/GPSモデル 41mm/45mmケースサイズ
- Apple Watch Ultra2
2023年版AppleWatchの新しい点
ジェスチャー操作「ダブルタップ」
Watchを付けてる側の手で親指と人差し指を2回トントンとタップするジェスチャー操作が追加されました。電話着信応答や通知の確認、音楽再生・停止などができるそうです。
これまで洗い物や掃除などで両手が塞がってるとiPhoneもWatchも操作できなくて、電話がかかってきても出られないことが何度もありました。
慌てて両手を洗って拭いて、iPhoneを手に取った時は時既に遅し…
そんな不便を解消できるのはものすごくありがたい!
Siriへのリクエストの処理がWatch本体上で処理されるようになった
Hey Siri!のお願いを、ネットワークを介することなく本体で処理することで、より高速かつ安全にSiriへ頼めるようになりました。また、公式発表によると音声入力の精度が最大25%向上するそうです。
チップが新しくなった
新チップ「S9 SiP」により、ダブルタップやSiriリクエストのWatch本体での処理もできるようになりました。
また、第2世代の超広帯域チップを搭載し、「正確な場所を探す」機能が使えるようになりました。
iPhoneを見失った時、今までだとWatchからはiPhoneに鳴らさせたシグナル音を頼りに探すしかなかったのが、Watchの画面上で方向と距離がわかるようになりました。
ディスプレイが2倍明るくなった
最大輝度が従来の2倍になる2000ニトに向上し、日中明るい中でもくっきり見やすくなりました。
一方で、映画館など周囲が暗い環境では1ニトまで下がるようになります。
バッテリー持続時間が向上した
通常状態で18時間なのは従来と同じですが、低電力モードだとSeries9は最大36時間、Ultra2は最大72時間の持続時間になりました。
カーボンニュートラル化で環境に優しくなった
素材からバンド、製造エネルギー、パッケージのコンパクト化、低炭素運輸などで炭素排出量の大半を削減する、環境負荷がとても小さな製品になりました。
なんとApple初のカーボンニュートラル製品だそうです。
新旧AppleWatchの機能と価格を比較
AppleWatch Series9 | Ultra2 | Series8 | Ultra | SE2 | Series3(参考) | |
---|---|---|---|---|---|---|
ケースサイズ | 41mm/45mm | 49mm | 41mm/45mm | 49mm | 40mm/44mm | 38mm/42mm |
モデル | GPS+セルラー/GPS | GPS+セルラー | GPS+セルラー/GPS | GPS+セルラー | GPS+セルラー/GPS | GPS |
ディスプレイの常時表示 | 常時 | 常時 | 常時 | 常時 | ー | ー |
輝度 | 最大2000ニト | 最大3000ニト | 最大1000ニト | 最大2000ニト | 最大1000ニト | 最大1000ニト |
防塵性能 | IP6X等級認証の防塵性能 | IP6X等級認証の防塵性能 | IP6X等級認証の防塵性能 | IP6X等級認証の防塵性能 | ー | ー |
耐水性能 | 50m | 100m ・高速ウォータースポーツ ・水深40mまでのダイビングに対応 | 50m | 100m ・水深40mまでのダイビングに対応 | 50m | 50m |
ヘルスケア | ・血中酸素ウェルネス ・心電図 ・高心拍数/低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 ・皮膚温センサー ・過去の排卵を推定できる周期記録 | ・血中酸素ウェルネス ・心電図 ・高心拍数/低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 ・皮膚温センサー ・過去の排卵を推定できる周期記録 | ・血中酸素ウェルネス ・心電図 ・高心拍数/低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 ・皮膚温センサー ・過去の排卵を推定できる周期記録 | ・血中酸素ウェルネス ・心電図 ・高心拍数/低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 ・皮膚温センサー ・過去の排卵を推定できる周期記録 | ・高心拍数/低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 ・周期記録 | 高心拍数と低心拍数の通知 不規則な心拍リズムの通知 第1世代光学式 心拍センサー |
SOS | ・緊急SOS ・海外における緊急通報 ・転倒検出 ・衝突事故検出 ・高重力加速度センサー ・ジャイロスコープ ・コンパスバックトレース | ・緊急SOS ・海外における緊急通報 ・転倒検出 衝突事故検出 ・高重力加速度センサー ・ジャイロスコープ ・コンパスバックトレース ・最大180m先まで聞こえる音量のサイレン | ・緊急SOS ・海外における緊急通報 ・転倒検出 ・衝突事故検出 ・高重力加速度センサー ・ジャイロスコープ ・コンパスバックトレース | ・緊急SOS ・海外における緊急通報 ・転倒検出 衝突事故検出 ・高重力加速度センサー ・ジャイロスコープ ・コンパスバックトレース ・最大180m先まで聞こえる音量のサイレン | ・緊急SOS 海外における緊急通報 ・転倒検出 ・衝突事故検出 ・高重力加速度センサー ・ジャイロスコープ ・コンパスバックトレース | ・緊急SOS |
現在地 | ウェイポイントとバックトレース機能が使える再設計されたコンパスアプリ GPS 常時計測の高度計 | ウェイポイントとバックトレース機能が使える再設計されたコンパスアプリ 高精度2周波2周波GPS 常時計測の高度計 | ウェイポイントとバックトレース機能が使える再設計されたコンパスアプリ GPS 常時計測の高度計 | ウェイポイントとバックトレース機能が使える再設計されたコンパスアプリ 高精度2周波2周波GPS 常時計測の高度計 | ウェイポイントとバックトレース機能が使える再設計されたコンパスアプリ GPS 常時計測の高度計 | 気圧高度計 |
バッテリー | 最大18時間 低電力モードで最大36時間 | 最大36時間 低電力モードで最大72時間 | 最大18時間 | 最大36時間 | 最大18時間 | ー |
高速充電 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ー | ー |
素材 | アルミニウム ステンレススチール | チタニウム | アルミニウム ステンレススチール | チタニウム | アルミニウム | アルミニウム ステンレススチール セラミック |
重量 | (41mm GPSモデル/アルミ)31.9gから (45mm GPSモデル/アルミ)38.7gから | 61.4g | (41mm GPSモデル/アルミ)31.9gから (45mm GPSモデル/アルミ)38.8gから | 61.3g | (40mm GPSモデル/アルミ)26.4gから (44mm GPSモデル/アルミ)32.9gから | ー |
税込価格 | (41mm GPSモデル)¥59,800から (45mm GPSモデル)¥64,800から | ¥128,800 | ー | ー | (40mm GPSモデル)¥37,800→¥34,800から (44mm GPSモデル)¥45,800→¥39,800から | ー |
CPU | S9 SiP | S9 SiP | S8 SiP | S8 SiP | S8 SiP | S3 SiP |
WatchOS | 10(対応) | 10(対応) | 10(対応) | 10(対応) | 10(対応) | 8.8.1まで |
チップ | W3 ワイヤレスチップ 第2世代超広帯域チップ | W3 ワイヤレスチップ 第2世代超広帯域チップ | W3 ワイヤレスチップ U1 超広帯域 | W3 ワイヤレスチップ U1 超広帯域 | W3 ワイヤレスチップ | W2 |
ストレージ | 64GB | 64GB | 32GB | 32GB | 32GB | 8GB |
あれ、SEが安くなってる!
2023年の新Apple Watchは買いか?
結論:ダブルタップのためにSeries9買う価値あり!
最新機能を備えて性能向上した新機種はもちろん「買い」!です。何より筆者イチ押しの新機能「ダブルタップ」がかなり使えそう。
手が汚れてても、本体を触らずに着信応答や音楽再生・停止ができるのは想像しただけで相当便利ですよね!
新機能より価格重視なら、発表では触れられてませんでしたがAppleWatchSEがこっそり値下げされててお買い得になってとても良いです。
まとめ:
- 親指と人差し指を2回タップするジェスチャー操作「ダブルタップ」が実装され、着信応答や音楽再生停止などに使える
- 新チップによりSiriリクエストのデバイス上での処理、「正確な場所を探す」機能が使える
- 画面の明るさ、バッテリー持続時間が向上した
- Apple初のカーボンニュートラル製品
- 価格重視なら4万円を切ったAppleWatchSEもおすすめ
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